面白い話 日常編

齋藤健一の日常の出来事

面白い話 パチンコ屋に行きました

今日は、パチンコをやろうと思って、パチンコ屋に行きました。

 

 駅前のパチンコ屋に行きました。駅前と言っても、駅のホームから歩いて三秒で行けます。駅の改札口を出て2秒でもう扉ですから。

 

 店内に入ると、今日はスロットも考えましたが、やはりパチンコをしようと思いましたので、色々パチンコ台を物色しておりました。

 

 で、リングの台にしようと思いました。CRリング、大当たり確率369分の1です。

 

 で、やり出したら、いきなり当たりました。でも、当たったんですけど、いきなりスマートフォンに電話がかかってきました。

 

 「今から一週間後にお前は死ぬ」と言われました。謎の声に。

 

 私は慌てて、そのリングの台から出たパチンコ玉を、機械の中に戻しました。すると、また電話がかかって来て、「お前は一週間後には死なない」と言われました。

 

 私は気味悪くなって、他の台にしました。

 

 CR的屋という台がありました。今まで知らなかった台なのですけど、運試しにやってみることにしました。大当たり確率378分の1の台です。

 

 暫く三日位その台を不眠不休で打っていたら、とうとう、ド嵌りして、回転数が45000回転に達してしまいました。ちなみに、そのパチ屋は365日24時間営業なので、三日連続で打ち続けることも可能なのでした。

 

 私はとうとう怒って、「どこが378分の1の確率で大当たりが当たるねん!全然当たらんわ!」と言ったら、申し訳なさそうに、プレイステーション4の図柄が揃って、777で大当たりしました。

 

 でも、出玉はたったの300玉だけでした。この台だけで、収支はマイナス123万円になってしまいました。

 

 もう、しょうがないので、その300玉をジェットカウンターで計測してもらったら、たったの150玉に減りました。

 

 「不正し過ぎだろ、この店!」と怒鳴ったら、上からタライが落ちてきました。

 

 しょうがないので、その4円パチンコ150玉分を景品交換カウンターに持って行ったら、チュッパチャップス三つと交換してくれました。つーか、レートが4円なら、600円位になりそうなものですけど、実際は、32円位のチュッパチャップス三つだけになりました。

 

 もう、私は怒りが頂点に達したのと、寝ていなかったイライラから、近所の道路に駐車してあったISUZUの大型トラックを勝手に運転して、そのパチンコ屋に突っ込みました。

 

 そうしたら、パチンコ台が沢山壊れて、パチンコ玉がジャラジャラと路上に溢れ出しました。

 

 そのパチンコ玉を全部、トラックの荷台に載せて、そのまま景品交換カウンターに持っていきましたところ、チュッパチャップス100本と交換してもらえました。

 

 う~ん、更に納得いかない私は、そのチュッパチャップス100本と、このパチンコ屋の権利を交換しろ、と迫りました。渋々、店長は承諾しました。

 

 こうして、私はパチンコ屋のオーナーになりました。う~ん、でも、復旧費用が嵩(かさ)んだので、しょうがないから、本当はしたくはなかったのですけど、ホルコン、ホールコンピューターを不正に操作しました。

 

 その結果、本来なら389分の1の確率で当たるパチンコ台が、75000分の1の確率でしか当たらなくなるように再設定しました。しかも、全ての大当たりは単発のみで終了するように仕組みました。

 

 景品交換も、費用節約の為に、4円パチンコ1000玉でうまい棒一本のレートにしました。

 

 一年後、店は潰れました。けど、次は一時間35万円のぼったくりキャバクラをパチ屋の跡地にオープンする予定です。今、内装工事中です。